ブログは、だれでも簡単に「はじめる」ことができます。
しかし、だれでも簡単に「稼げる」というわけではありません。
どれだけたくさんの記事を書いても、稼ぐことができない こともあります。
ブログで稼ぐためには、できるだけ多くの人に記事を読んでもらわなければなりません。
サイト設計をすることで、稼げるブログをつくることができます。
効率よくお客を集め、読書の満足させる記事を用意し、成約につなげます。
本日は、初心者でもわかるサイト設計について解説します。
モノを売るには?基本となる3つの行動
ブログで稼ぐことは、店舗で商品を売るのとプロセスは同じ です。
基本となる行動は次の3つです。
ブログで稼ぐことを、「ただ記事をかけばよい」と思っていたら、絶対に失敗します。
ビジネス、すなわち事業をやるのと同じと考えましょう。
①集客する|お客が集まらないと始まらない
当然ですが、お客がいないとモノは売れません。
店舗の場合、人通りが多い立地、目立つ看板などで集客します。
ブログ場合、検索流入が基本です。
よって、
狙った「キーワード」で検索順位上位になることが重要 となります。
目立てば検索流入が増え、利益も上がるからです。
②教育する|相手に「欲しい!!」と思わせる
お客はすぐに商品を買うことはありません。判断する情報がないからです。
商品を購入してもらうためには、まず お客との信頼関係をつくる必要があります。
信頼関係をつくるためにまず必要なの信用です。過去の実績やこれまでの経験、
そして、「自分のことを理解してくれている」という安心感や好感度です。
- お客の悩みや不満に共感する
- 商品の価値をお伝えする
- 得られるメリットを想像させる
- 実績などの証拠をみせる
ブログの本文で、上記の内容を記載することで、読者との信頼関係を構築します。
最終的に読者に「欲しい!」と思わせます。
テレフォンショッピングの商品説明を思い出してみてください。アレです。
③販売する|最後のひと押しで成約率が上がる
教育したお客さんには、その場ですぐに購入をすすめます。
「スーパーの特売」や「保険のセールス」と同じです。
ブログの場合は、「広告ボタン」や「購入ボタン」をクリックさせることになります。
このとき、時間制限や特典などを用意すると成約率がグッと上がります。
「タイムセールス」や「おまけ」などでイメージです。
当然、ブログでも有効な手段なので、頭の片隅に覚えておくとよいでしょう。
それではサイト設計について解説していきます。
サイト設計とは?稼ぐブログをつくる5ステップ
サイト設計とは、ブログ全体の目的・手段・構成を総合的に考えることです。
ブログには、「集客」「教育」「販売」の全ての機能がそろっています。
記事をただ書けばよいという単純なモノではありません。
えー、むずかしそう
はじめは、理解できなくてもよいので、
まずは手順どおりにブログをつくることだけを考えましょう。
まずは手順どおり
【ブログの設計図?】サイト設計をするメリット
まずサイト設計をすることのメリットをお伝えします。
プラモデルを例にあげます。
もし、設計図なしでプラモデルを組み立てたらどうなるでしょうか?
次のような問題が発生します。
- 完成状態がわからない
- 部品探しに時間かかる
- 順番がわからない
最終的にプラモデルは完成しないかもしれません。
ブログも同じです。
サイト設計をせず、ブログをはじめると、
どれだけ時間をかけても、稼げるブログが完成しない可能性があります。
サイト設計とは、ブログの設計図をつくることといってもよいでしょう。
サイト設計をする手順は次のとおりです。
それでは順に見ていきましょう。
スッテプ1:ジャンルを決める|初心者は興味のあること
ブログには稼げるジャンルと稼げないジャンルがあります。
収益を優先するのであれば、稼げるジャンルを選ぶべきです。
しかし、
初心者はジャンルにこだわらず、好きなことではじめる ことをおすすめします。
ジャンルは経験、知識や得意を活かせるものを選ぶ
収益化までに必要なことは、「継続」することです。
ブログで収益化するには時間がかかります。最低でも半年です。
稼げない、興味もない、そんなことを半年も続けることはできません。
自分の興味のあることをブログのジャンルにすると、
次のようなメリットがあります。
自分が興味あることは、自然と熱意をもって相手に伝えることができるものです。
それは文章でも同じです。
それが差別化につながり、結果的に読者を満足させる記事につながるでしょう。
興味あることを選ぶ
【参考】ブログで稼げるジャンル
とはいえ、稼げるジャンルは気になると思うので、
参考までに紹介します。
もし興味のあるジャンルがあれば、選ぶと良いです。
初心者だからといって、稼げるジャンルを避ける必要はありません。
スッテプ2:テーマを決める|狭く深くがポイント
ジャンルを決めたら、テーマを考えます。
扱うテーマの数で「雑記ブログ」と「特化ブログ」の違いがありますが、
稼ぐのであれば、ひとつのテーマをあつかう「特化ブログ」をおすすめします。
テーマを決めるときのポイントは「狭く、深く」です。
ブログは誰でも簡単にはじめることができます。
広く浅いテーマだと、競合が多く、あとから参入しても勝ち目はありません。
しかし、徹底的に掘り下げたテーマは競合が少なくなります。
ブログ初心者が戦うべき分野は、このようなニッチな領域です。
例えば、
「本棚のつくり方」というテーマは広いです。
本棚のといっても、カラーボックスからスチールラックまで無数の種類が存在するからです。
そこで、テーマを絞り込んで「天井まで届く本棚のつくり方」とします。
こうすることで、競合も一気に少なくなり、差別化することが可能になります。
スッテプ3:ターゲットを決める|ペルソナ(特定の個人)
ターゲットによって記事の内容は変えるべきです。
先程の「本棚の作り方」を例にすると、
素人と経験者で必要となる情報は違います。
素人には、工具や材料などの丁寧な解説が必要ですが、経験者には不要です。
逆に経験者は、テクニックや応用などの情報を知りたいと思いますが、素人には理解できません。
だれをターゲットにするかは自由ですが、
最初に決めないと内容がブレてしまう可能性があります。
ターゲットを設定で決めること
ターゲットで決めるべきことは次のような項目です。
項目は多いほうがよいですが、
できれば次に紹介する「ペルソナ」を設定することをおすすめします。
ペルソナを考える
ペルソナは特定の「個人」を設定すること です。
小説で、名前のある登場人物をつくるイメージしてください。
とても重要な概念です。
ブログで稼ぐには、読者の悩みや不満を理解しなければなりません。
ターゲットから悩みや課題を推測するのですが、ペルソナを設定するとより効果的です。
「40代、男性、サラリーマン、大手企業勤務」と言われても、
想像する人物はひとそれぞれ違います。
ターゲットとはある「集団」をさしており、抽象的 だからです。
年齢や性別はもちろん、性格、生活習慣、思想や考え方など細かく設定した「ペルソナ」は個人です。「悩み」や「不満」がより具体的に想像することができる ようになります。
だれもが同じある特定の人物を想像できるようになります。
イメージが簡単になるのです。
記事を書くときには、ペルソナのことを常に意識します。
そうすることで、読者の悩みを理解できるようになり、内容がブレることなく、文章をつくることができるようになります。
ペルソナはゼロから考えると大変なので、過去の自分や、身近な友人などを参考にする とよいでしょう。
ちなみに「おーさん」は昔の同僚
スッテプ4:コンセプトを決める|何を読者に提供するのか?
テーマとターゲット(ペルソナ)を決めたら、コンセプトを考えます。
コンセプトってなに?
自分のブログを一言で説明できるキャッチフレーズ
ブログにおけるコンセプトとは、
「誰」の「どんな悩み」を「どのように解決」するかを決めることです。
ポイントは3つ。
- できるだけ読者の大きい 悩みや不満を想定する
- 解決方法に 独自性がある と差別化しやすい
- 自分の 経験や実績を活かせる
絶対ではありませんが、上記の項目を満足できるコンセプトであれば、
競合と差別化でき、読者にも満足してもらえるブログができるでしょう。
読者の悩みは「Yahoo!知恵袋」で確認
スッテプ5:構成を考える|ブログの設計図をつくる
最後にブログの構成を考えます。
まず先程考えたコンセプトに必要な記事を考えます。
記事数は30~50が理想 です。
記事は一度つくったら終わりではなく、何度も修正します。
記事数が多すぎると初心者には管理ができないからです。
記事は4~5のカテゴリにわけ、それぞれにまとめページを用意するとよいでしょう。
まとめ記事では説明できない細かい内容を別の記事でつくるイメージです。
記事は役割によって3種類にわかれます。
サイト設計の注意点
時間は1週間くらいかけてしっかりやることをおすすめします。
とはいえ、
初心者は1週間以上はかける必要はないです。ブログに慣れることを優先しましょう。
最後にサイト設計の注意点をまとめました。
まとめ
ブログは「集客」「教育」「販売」の3つの機能が備わっています。
そのため計画的にブログをつくる必要がります。
サイト設計は、稼げるブログをつくるためには必須 です。
サイト設計とは、ブログの設計図 をつくるようなものです。
設計図に従いブログを完成させましょう。
サイト設計の手順は次のとおりです。
なお、
サイト設計では次の点を注意しましょう。
以前は、記事を延々と書きつづければ、ブログで稼ぐことができました。
今は違います。
限らた記事数でも読者満足度が高ければ、上位表示され稼ぐことができます。
そのためのサイト設計です。
最初はむずかしいと思います。
完全に理解しなくても大丈夫です。トライ&エラーを繰り返し、モノにしましょう。
「継続」と「反省」が成功の秘訣です。
それでは。
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