お金を貯めるなら家計簿をつけよう!おすすめはマネーフォワードME

方法

<2021年10月3日時点の情報>

お金を貯めたいと思ったとき、何から始めますか?

「まず副業を始める!!」

素晴らしい行動力です。

ですが、わたしはそれよりも重要なことがあると考えています。

それは 家計簿をつける ことです。

ただ仕事を増やして稼げば良いという考えは、非常に無駄が多いです。

1万円の稼ぎを増やすよりも、1万円の費用を削減する方が効果的で簡単です。

そのためには、自分が何にいくら使っているかを把握する必要があります。

そのための家計簿です。

次のどれかに該当する人は、家計簿をつけることをおすすめします。

  • 毎月の収入額を知らない
  • 毎月の支出の内訳を知らない
  • 毎月の貯蓄額を知らない

とはいえ、家計簿をつけるのは本当に大変です。

溜まったレシートの山を見た瞬間にうんざりしてしまいます。

家計簿を続けるための秘訣は「面倒でない」ことです。

自動化することが最も理想的です。

家計簿アプリは自動化が可能 です。

本日は、お金を貯めるための第1歩として、家計簿をはじめるためのアプリを紹介します。

◆結論:家計簿ソフトはマネーフォワードMEがおすすめ

家計簿アプリはたくさんありますが、本日はわたしが使用しているマネーフォワードMEを紹介します。

マネーフォワードME

他の家計簿アプリでは、Zaimを使ったことがありますが、見やすさと便利さという点では、マネーフォワードの方がよい印象でした。

実際に使ってみた感想を中心にお伝えします。

また、悪い点も合わせてご紹介します。

理由その1:連携先が多く、自動入力できて楽である

家計簿をつづけるためには、手間をかけないことが理想的です。

家計簿アプリであれば、自動化が可能です。

ただし前提として、現金支払いではなく、カード決済やポイント決済、銀行引き落としなどの必要があります。

クレジット払いなどに抵抗がある方もいるかもしれませんが、ポイント還元などを考えれば、間違いなくお得になります。

それでは詳しくい内容を見ていきましょう。

・入力が自動化できる

家計簿アプリの最大の魅力と言ってよいでしょう。

マネフォーワードの連携の手順です。

1:サービスを選ぶ
2:提携先のサイトで登録を実施
3:取引ごとに項目を入力
4:同じ内容であれば次回から省略可能

最初のみ登録作業が必要です。一度登録すれば、後は自動更新となります。

・連携先が多い

連携先の豊富さが、マネーフォワードMEの魅力です。

有名所の家計簿アプリと比較しても、その量は2倍です。

ご使用中のクレジットカードや銀行などは、ほぼ対応していると思ってよいでしょう。

こちらが自動連携対応サービス数の比較結果です。

マネーフォワードME2,593
Zaim1,338
Moneytree1,202
2021年10月2日時点 

理由その2:グラフが見やすい

直感的に理解できるグラフは大事です。

マネーフォワードであれば、下記のような円グラフ、棒グラフが自動で作成されます。

数字よりも図の方が全体を把握しやすいです。

・円グラフで内容が理解できる

例えば、上記のグラフでは

「税・社会保障」「食費」「住宅」「通信費」が約8割を占めており、

固定費である「住宅」「通信費」が取り組むべき項目とわかるでしょう。

少し脱線しますが、「税・社会保障費」の占める割合が最も多いですよね。

普通のサラリーマン家庭の家計簿では考えられません。

なぜか?

給与天引きで、手取り金額しか家計簿に記載しないからです。

ただし、実際にはこれだけ多くの税・社会保障費を支払っているということを認識しておくとよいと思います。

・棒グラフで推移が一目瞭然

項目ごとの棒グラフを見ることができ、で月ごとの推移をチェックすることができます。

過去12ヶ月の平均値も点線で表示されるので、自分が使い過ぎているかわかるようになり、支出を控えるようになることが期待できます。

また、異常値を分析をすることで、対策を打てるようになります。

理由その3:無料で始められる

マネーフォワードMEには「無料会員」と「プレミアム会員(月額500円)」の2種類が存在します。

制限はありますが、無料プランでも十分に使えます。

まずは実際に使ってみて、使い勝手を確認してみてください。

なお、無料会員とプレミアム会員の違いはこちらをご覧ください。

理由その4:マネーフォワードクラウド確定申告と連携できる

最後にマネーフォワード確定申告と連携できるメリットをお伝えします。

確定申告を予定している方が対象となりますので、

今後、副業や起業をご検討中の方には参考となると思います。

・マネーフォワードクラウドとは

「株式会社マネーフォワード」が運営しているクラウド型の会計ソフトです。

先に紹介したマネーフォワードMEもこの会社のサービスです。

マネーフォワードMEが一般家庭向けのサービスなのに対して、

マネーフォワードクラウドは事業者向けのサービスとなります。

マネーフォワードクラウド確定申告

・マネーフォワードクラウド確定申告との連携メリット

マネーフォワードクラウドにはたくさんのソフトが存在します。

今回の紹介するのは、そのうちの「マネーフォワードクラウド確定申告」です。

メリットは

  • マネーフォワードMEの登録情報をそのまま流用することできる
  • 操作を覚える手間が省ける

確定申告用のソフトは他に存在しますが、普段使っている家計簿ソフトと同じ会社の方が安心ですね。

◆使っていて気になった点

ここまでよかった点を紹介してきたので、最後に気になった点もお伝えします。

・無料版だと連携数がわずか10件

夫婦二人で使用する場合、10件では足りないです。

カードや銀行が複数あるとすぐに上限に達してしまいます。

なお、プレミアム会員になると無制限になります。

・2重でカウントされる

例えば、「楽天市場」と「決済カード」のサービス連携をした場合、次のように2重にカウントされてしまいます。

このような場合、カードの取引を「振替」という処理に変更する必要があります。

こうすることで、収支にカウントされなくなります。

なお、一度設定すると次回からは自動で振替として処理をしてくれます。

・振り分け項目がおかしいことがある

一度入力した項目設定を2回目からは自動で設定してくれるのですが、

たまに全く違う項目設定をされてしまうことがあります。

自動とはいえ、定期的に内容の確認はする必要があります。

少額であれば問題ないと思いますが、金額が大きい項目は必ずチェックしましょう。

・レシートの読み取り機能が使いにくい

カメラで撮影した情報を取り込む機能ですが、わたしはあまり使っていません。

レシートが丸まっていたりすると正しく読み取れないからです。

この機能を多用するよりは、普段の取引をキャッシュレスにすることをおすすめします。

・一部のキャッシュレス決済と連携できない

2021年10月時点で次のようなメジャーなキャッシュレス決済に対応していません。

・PayPay
・楽天ペイ
・メルペイ

これが非常に残念です。

暫定の対応としてですが、わたしはPayPayにチャージした金額をすべて「食費」として処理をしています。

自分が最も多く支払っている項目に設定すれば家計簿管理としては十分だと思います。

◆まとめ

お金を貯めるのであれば、まずは家計簿をつけましょう。

継続して家計簿をつけるためには、手間をかけず管理のできる家計簿アプリが便利です。

わたしが使っているマネーフォワードMEは次のような理由でおすすめしています。

理由その1:自動化でき、連携先が豊富。
理由その2:円グラフや棒グラフで視覚的に理解しやすい。
理由その3:無料なので手軽に始められる。

さらに、確定申告を予定している人は「マネーフォワード確定申告」を利用すると

データを流用できるので便利です。

マネーフォワードクラウド確定申告

気になった点は

・無料版だと連携が10件しかできない
・取引が2重でカウントされる場合がある
・自動で振り分けられた項目がおかしいことがある
・レシートの読み取り機能があまり使えない
・PayPay、楽天ペイ、メルペイと連携できない

ただし、毎月の家計見直しを出来ていることを考えたら、十分な費用対効果を得ていると思います。

月500円、年間で6000円。

レシートとにらめっこしている時間も含めて、必要性を判断いただければと思います。

それでは。

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