自由な生活を手にするためには「お金」は不可欠です。
とはいえ、ただお金があればいいというものでもありません。
大事なのは、自分の収入にあった生活を送る ことです。
そのためには、まず 家計管理 から始めましょう。
収支のバランスを取ることで、将来のための資金も作れるようになります。
しかし、家計管理を続けるのは難しいです。
多くの人が続けることができずに終わってしまいます。
そこで、この記事では 家計管理を続けるための3つのコツついてもお伝えします。
家計管理の目的とは
なぜ家計管理が必要なのか?
会社に勤めているサラリーマンであっても、将来の生活に不安を感じている人はいるでしょう。
特にお金に関して、漠然とした不安がありませんか?
それは 家計について正確に把握していない のが原因です。
- 自分の収入はいくらか?
- 毎月の何にどのくらいお金を使っているのか?
- どのくらいの貯蓄が老後に必要か?
これらをしっかりと把握することができれば、将来を不安に思うこともありません。
そのための作業が家計管理です。
収入と支出のバランスが重要!!
収入は人によって違います。だから 自分の収入にあった生活を送ること が大事です。
節約ばかりを優先し、今の生活を楽しまないのもよくないし、
逆に、遊んでばかりで将来の貯蓄がなくなるのも問題です。
将来のために必要な資金を確保できる、収入と支出のバランスを目指します。
収入の1割を貯蓄や投資に回せる家計 が一つの目安です。
家計管理の3ステップ
ステップ1:現状の把握
まずは 現状を把握すること から始めましょう。
1ヶ月の収入と支出をチェックします。
内容を正確に把握できている人は少ないものです。わたしもサラリーマン時代はかなり適当でした。
収入と支出、それぞれ項目ごとに金額を集計します。
収入 | 給与、給付金・手当 |
支出 | 食費、日用品、趣味・娯楽、交際費、交通費、 衣服・美容、健康・医療、自動車、教養・教育、 特別費、水道・光熱費、通信費、住宅費、税・社会保障、保険 |
ステップ2:課題の確認
次に課題を見つけます。
まず注目するのは 固定費です。
固定費とは毎月の金額が決まっている出費 のことです。
例えば、「通信費」「住宅費」「保険」などです。
これらの固定費は一度見直しをするだけで効果が持続します。
特に「住宅費」や「保険」などは支出の占める割合が高いので積極的に見直しを行うべきです。
ステップ3:対策の実行
ステップ2で課題を見つけたら対策を実施します。
こちらが固定費の対策例です。
項目 | 対策 |
通信費 | ・キャリアを変更する ・プランを変更する |
住宅費 | ・安い物件に引っ越す ・ローンの借換え |
保険 | ・契約内容の変更 ・不要な保険の解約 |
固定費の見直しが終わったら、食費などの変動費もチェックしましょう。
最終的に収入の1割を貯蓄や投資に回せるように調整します。
続けるための3つのコツ
家計管理を継続するのは難しいです。
実際、多くの人が数ヶ月も持たずに脱落します。
そうならないための 3つのコツをあなたにお伝えします。
ポイントはいかに簡略化する かです。
続けるためのコツ1:項目を少なくする
項目が多すぎると管理が難しくなります。
可能な限り項目を少なくしましょう。
例えば、食費。
通常の家計簿だと「肉」「野菜」「調味料」「外食」「カフェ」など多くの分類があります。
選択肢が増えるとそれだけで脳は疲れます。
もっとシンプルにしましょう。
わたしの場合、食費の分類は「食料品」と「外食」の2種類のみ です。
「食料品」はスーパーなどで購入した食材。
「外食」はコンビニやレストランなどを含めたその他すべてです。
こうすることで考える手間を省くことができます。
続けるためのコツ2:細かい数字は気にしない
完璧を求めると続きません。
細かい数字は気にしないこと です。
そもそも家計管理の目的は バランスのよい収支を目指す ことにあります。
それは大きなお金の動きを把握すればよく、1円単位できっちり管理する必要はありません。
改善すべき点がわかり、対策することができればよいのです。
続けるためのコツ3:入力を自動化する
最後のコツは「自動入力」です。
レシートを家計簿に移す作業はとても面倒です。
だから多くの人が続きません。
そこでおすすめなのが「家計簿アプリ」です。
支払い方法をクレジット決済やポイント決済を活用することで、自動入力が可能です。
家計簿を続けるのに、家計簿アプリは必須である とわたしは考えています。
家計簿アプリの紹介
それでは最後におすすめの家計簿アプリを紹介します。
マネーフォワードME は、アプリ利用率No.1を誇る家計簿アプリです。
連携できるサービスは約2650以上と多く、銀行やクレジットカードを一度登録すれば、自動で家計簿ができます。毎月の支出や、月ごとの推移もグラフで見ることができます。
わたしも使用していますが、これがなければおそらく家計管理は続かなかったと思います。
Zaim は、マネーフォーワードMEとほぼ機能は同じ家計簿アプリです。
連携先は1500以上となっており、マネーフォワードMEよりは少ないですが、デザインやUIが好きな人は使ってもよいと思います。
まとめ
家計管理の目的は、収支のバランスを整え、将来の不安を解消することです。
家計管理をするための3ステップはこちら。
そして、家計簿を長く続けるためのコツは次の3つです。
さぁ、あなたも明日から家計管理をはじめましょう!
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