10年以上、サラリーマンをやっていた人にとって、主夫は未知の世界です。
実は、
会社の仕事に嫌気がさし、自分の好きな仕事をやりたい と思っている人にとって、
兼業主夫は最高の環境です。
しかしながら、
ある日突然、「脱サラして主夫になる」と言ったら、確実にすべての人から反対されます。
しっかりと準備をしなければなりません。
そこで、
今回は、計画的に脱サラ兼業主夫になる方法 を解説します。
計画的に【脱サラ兼業主夫】になろう!
そもそも 主夫はマイナー です。
しかもネガティブなイメージが強い。
これは「男は外で働き、女は家を守る」という固定観念が根強く、
会社に勤めない男は怠け者だと思われるからでしょう。
女性もそのような偏見の目で見られることがありますが、
男性はそれ以上に厳しいです。
どんなに一生懸命に働こうと、立派な夢や理想を語ろうと、
稼ぎがなければ誰も認めてくれません。
だから、計画的に実績をつくる 必要があります。
サラリーマンが計画的にやるべきこと3選!!
誰もが納得できる実績とは お金 です。
主夫になっても大丈夫であることをアピールする必要があります。
そのために、サラリーマンが行うべきことは次の3つです。
その1:時間をつくる
その2:お金を貯める
その3:稼ぐ力を身につける
それぞれ解説していきます。
その1:時間をつくる
有名なプロボクサーの名言です。
お前が休んでいるとき、俺は練習している。
フロイド・メイウェザー・ジュニア
お前が寝ているとき、俺は練習している。
お前が練習しているとき、もちろん俺も練習している
ストイックですね。
結果を出すためには、いろんな要素がありますが、
まず 必要なのは時間 です。
帰宅して、ビール飲んで、バラエティ番組を見てる場合ではありません。
将来のために時間を使いましょう。
会社のことばかりに時間を奪われるのも、よくありません。
- 残業しない
- 休日出勤しない
- 付き合いの飲み会には参加しない
できた時間は、副業や自己啓発をに使います。
また、主夫になるのであれば家族サービスも大事です。
今のうちに信頼関係を構築しましょう。
その2:お金を貯める
つぎに お金を貯めます。
無収入でも1年間暮らせるお金があれば安心です。
お金を貯めるために、まずやるべきことは 家計の見直し です。
これだけは覚えておいてください。
「収入を1万円増やす」より、「支出を1万円減らす」ほうが圧倒的に簡単です。
たとえば、下記を実行するだけでも 月1〜2万円は収支が改善します。
生活水準を下げてまで、お金を貯めたくないと思う人もいるでしょうが、
上記の内容は、生活水準を下げることなく、支出を抑えることができます。
支出を削減する詳しい方法については、
別の記事で紹介しようと思います。
その3:稼ぐ力を身につける
夢や理想を語っても、実績がなければ意味がありません。
売れない役者と同じです。
まずは 副業で5万円稼ぐ ことを目指しましょう。
稼ぐ力が身につけば、主夫になっても安心できます。
時間と比例して売り上げが伸びるとは言いませんが、
主夫になれば自由な時間はサラリーマン時代よりも遥かに増えます。
注意点ですが、
コンビニや居酒屋のバイトはおすすめしません。個人で稼ぐ力が身につかないからです。
わたしはブログをおすすめしています。
次ようなスキルが身につくからです。これらは今稼ぐ力に影響します。
また、ブログは 費用が圧倒的に安いのも魅力です。
月1000円程度ではじめることができます。
詳細については、こちらの記事をご確認ください。
問題がある場合の対応方法
主夫になるため、次の3つをサラリーマン時代からはじめることをお伝えしました。
その1:時間をつくる
その2:お金を貯める
その3:稼ぐ力を身につける
とは言っても、問題があって実行できない場合があります。
わたし自身も無計画で主夫になり、かなり苦労しました。
そんなわたしからの、それぞれの問題に対するアドバイスです。
ケース1:忙しくて時間がない
残業などで時間をつくるのがむずかしい場合です。
「絶対に定時に帰るんだ」と思っても、
周りの人が全員が残業している状態では、帰りたくても帰れません。
仮に帰宅したとすると、
「あいつは余裕があるな」と思われて、仕事を振られてしまいます。
そうなると結論は一つです。
転職してください。
残業ありきの会社は、価値観が古いです。
そして、その会社の価値観を個人の力で変えることは不可能です。
たとえ給与が下がったとしても、時間を手に入れることの方がはるかに大事だとわたしは考えます。
自己投資ができるからです。
悩む必要などありません。
今すぐ就職サイトに登録しましょう。
何ひとつリスクはありません。
今の仕事の方がよければ、ただ続ければよいのですから。
参考にわたしが利用したことのある転職サイトを紹介します。
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1を誇る求人・転職サイトです。
非公開求人が約20万件と圧倒的に多く、一般社員からハイクラスまで全ての人におすすめできます。転職活動をはじめたら、まず最初に登録しましょう。
わたしも最初の転職では、このリクルートエージェントで決まりました。数多くの求人情報を調べるのにも便利です。
JACリクルートメント は、30~50代のミドルクラスからハイクラスを対象とした求人・転職サイトです。
国内大手、外資系、海外進出企業などに強く、管理職や技術者などのベテラン社員に強いのが特徴です。面接前にエージェントとの打合せがあり、対策などを細かくアドバイスしてくれます。
2回目の転職でお世話になりました。「転職をあきらめてしまったのが申し訳ない」と思うくらい、しっかりとサポートをしてくれます。
ビズリーチ は、ハイクラス を対象とした求人・転職サイトです。
ヘッドハンターから直接スカウト(プラチナスカウト)が届きます。高年収で能力に自信がある人におすすめです。なお、「有料プラン」と「無料プラン」があり、有料プランでないとすべての求人の閲覧や返信ができません。
ミドルクラスのわたしでも、プラチナスカウトは週に1~2件ありました。「自分で会社を探すのは面倒だ」と思う人には便利です。
ケース2:予定外の失業
わたしのパターンはこれに近いですね。
安定した収入が突然なくなると、本当に不安 になります。
そうなると冷静に判断ができなくなります。
しかし、雇用保険に加入しているサラリーマン であれば、焦る必要はありません。。
失業手当がある からです。
受給の条件はつぎのとおりです。
離職の日以前2年間に、被保険者期間が通算して12か月以上あること。
引用:ハローワーク
なお、特別な理由等がある場合は、被保険者期間が6ヶ月以上に短縮される場合があります。
給付日数は、被保険者期間、離職時の年齢、理由によって変わりますが、
最低でも90日はあります。
詳細は下記の表をご覧ください。
◆自己都合退職の場合等(定年、契約期間終了、自己都合退職)
被保険者期間 | |||
10年未満 | 10年以上 20年未満 | 20年以上 | |
65歳未満 | 90日 | 120日 | 150日 |
◆会社都合退職の場合等(特定受給資格者、一部の特定理由離職者)
被保険者期間 | |||||
1年未満 | 1年以上 5年未満 | 5年以上 10年未満 | 10年以上 20年未満 | 20年以上 | |
30歳未満 | 90日 | 90日 | 120日 | 180日 | ー |
30歳以上 35歳未満 | 90日 | 120日 | 180日 | 210日 | 240日 |
35歳以上 45歳未満 | 90日 | 150日 | 180日 | 240日 | 270日 |
45歳以上 60歳未満 | 90日 | 180日 | 240日 | 270日 | 330日 |
60歳以上 65歳未満 | 90日 | 150日 | 180日 | 210日 | 240日 |
給付金額は 元の給料の50~80%です。
失業手当があれば、すぐに生活が破綻することはありません。
だから、焦らずに次の転職先を探しましょう。
もし、貯金があり、副業で稼ぎがあるのであれば、
本格的に兼業主夫として活動をはじめるのもありですね。
ケース3:妻の理解が得られない
一般的に母親は子供を守ろうするものです。
だから会社員という安定した職業を捨てようとしたら、真っ向から反対する可能性 があります。
こうなることを回避するためには、やはり実績が必要です。
サラリーマンの収入より低くなったとしても、生活に困らない程度の稼ぎが必要でしょう。
簡単なことではないですが、最低限それがぐらいないと奥様は納得しないと思います。
わたしがそうでした。
兼業主夫という道を否定され、稼ぎがなく、関係が悪くなりました。
奥様が専業主夫で家にずっといる場合、
おそらくですが、失業期間中に自宅で作業していると白い目で睨まれます。
そんなときは、コワーキングスペースなどを活用して、外で作業をしてください。
一定の距離を取った方が、精神的に楽ですし、仕事もはかどります。
もし頼れる親戚がいれば、しばらく居候させてもらうのも手です。
わたしも親戚の家にしばらく滞在しました。
まとめ
主夫はとてもマイナーです。
ある日突然、「主夫になる」と言っても、必ずみんなに反対されます。
サラリーマン時代から 計画的に準備をすることが必要 です。
その1:時間をつくる
その2:お金を貯める
その3:稼ぐ力を身につける
どんなに理想や夢を語っても、お金がなれけば意味がありません。
副業でまず5万円を稼ぐ ことを目指しましょう。
実績をつくることで、周囲を説得することもできるようになります。
わたしは、失業し、再就職をあきらめ、主夫になることを決意しました。
しかし、妻からは反対され、かなり苦しい状況に追い込まれました。
計画的に脱サラ兼業主夫を目指せば、ここまで苦労することはないでしょう。
まずは行動です。
それでは。
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